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大規模修繕

陸屋根の防水工事の基礎知識!屋上塗装やシート防水など種類や費用相場も解説

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この記事では陸屋根(フラットルーフ)の防水工事について解説していきます。

工事の種類の解説から費用相場まで詳しく説明していきます。

今回の記事では防水工事にかかる費用や防水工事について詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。

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陸屋根とは?

一般的な屋根は三角形の形をしており、傾斜が付いている場合がほとんどです。

しかし、最近ではデザイン性や利便性の高さから、陸屋根を取り入れるケースも多くなってきました。

陸屋根とは、一般的な屋根とは異なり傾斜がなく、平たい状態になっている屋根を指します。

屋上として活用できるタイプであり、フラットルーフとも呼ばれることもあるでしょう。

一般家庭における用途としては、ガーデニングや家庭菜園などに活用するシーンが多いようです。

そのほかにも、洗濯物を干したり友人を呼んでパーティーを開催したりするなど、活用方法は多岐にわたります。

また、基本となる二階建て住宅よりも高い建物に取り入れられるケースが多いのが特徴です。

陸屋根に防水工事を行う理由

陸屋根と一般的な屋根の違いは、屋根の傾斜です。

屋根に傾斜が付くことで、雪や雨を流れやすくする作用があります。

一方で陸屋根はフラットなタイプのため、雨水や雪が溜まりやすい傾向にあるのが特徴です。

そのため、陸屋根で起きやすいトラブルが雨漏りです。

雨水が溜まってしまうことで防水性が損なわれ、建物へダメージを与えてしまいます。

雨漏りが発生することで、以下に挙げる点の影響が懸念されます。

  • 建物に使われる木材や鉄部の腐食やサビが起きる
  • 木材が腐ることでシロアリやカビ被害が発生する
  • 建物の耐久性が低下し、安全性が損なわれる

そのため、陸屋根を取り入れる場合は防水工事を定期的に行う必要があると言えるでしょう。

陸屋根に防水工事を行うタイミング

陸屋根はデザイン性と利便性が高いため、取り入れる建物も増えてきました。

しかし、屋根の形状により雨水や雪が溜まりやすく、防水性が低下する可能性もあります。

そのため陸屋根の防水工事は定期的に行う必要がありますが、工事を行うタイミングについてお困りの方も多いでしょう。

防水工事を行う場合は、年数の経過や防水層の寿命・目視で確認できる異常が発生した際が工事のタイミングです。

まずはどのタイミングで防水工事を行う必要があるか表にまとめてみました。

タイミング内容メモ
毎年定期点検年に1回、梅雨や台風シーズン前後に点検
築10〜15年後防水層の全面的な点検・工事防水材料の耐用年数に応じて対応
雨漏り発生時緊急点検・補修初期段階での対応が重要
台風や大雨の後追加の点検防水層の損傷確認
周囲環境の変化時点検・補修近隣の工事や樹木の影響を確認

建物の種類によってタイミングを図る

建物は以下に挙げる2つの種類に分類されます。

  • 木造住宅
  • 鉄筋コンクリートや鉄骨造

木造の場合は雨漏りのリスクも高まるため、10~15年を目安に防水工事を行いましょう。

劣化状況によっては早い段階で点検・工事を行う必要があります。

鉄筋コンクリートは耐久性に優れているため、木造と比べると施工タイミングは長いと思われます。

しかし防水層が劣化しやすいため、10~15年周期にメンテナンスが必要です。

鉄筋コンクリートの場合は壁にヒビが入っていると、周期に関わらず前倒しで防水工事を行うケースもあるでしょう。

また、防水層の寿命は約10~15年ほどと言われているため、大規模修繕に合わせて防水工事を行う場合も多いです。

ひび割れや欠損など、見た目に異常が見られない場合は、築年数や防水層の寿命が近づいたタイミングで防水工事を行ってください。

劣化状況によってタイミングを図る

基本的に防水工事を行うタイミングは、10~15年前後とされていますが、建物の劣化状況によってタイミングが前後します。

建物の築年数が10年を超えている場合は、修繕工事と一緒に防水工事を行う計画を立てる必要があるでしょう。

陸屋根の劣化症状を見極めるためには、以下に挙げる点を参考にしてみてください。

  • コンクリートのひび割れ
  • 雨水が排水されず溜まることが多い
  • 天井や壁のシミ
  • 排水溝にゴミが詰まる
  • 防水層が膨らんでいる
  • 欠損部分がある

コンクリートのひび割れ

ひび割れが発生すると、防水層が効果を発揮できず、雨水が浸入して建物内部に漏れ出す可能性があります。

これにより、構造材の劣化やカビの発生、内部環境の悪化が生じます。

防水工事の際には、まずひび割れを補修し、適切な下地処理を行うことが重要です。

雨水が排水されず溜まることが多い

排水不良が続くと、防水層に余計な負荷がかかり、劣化や破損を引き起こしやすくなります。

定期的な清掃とメンテナンスで排水経路を確保し、雨水の滞留を防ぐことで、防水性能を維持します。

天井や壁のシミ

シミは防水層が劣化し、雨水が建物内部に浸入している状況です。

このまま放置すると、構造材の腐食やカビの発生、室内環境の悪化につながります。

防水層の再施工やひび割れの補修を行い、再発を防ぐために定期的な点検とメンテナンスを実施します。

排水溝にゴミが詰まる

排水溝がゴミや落葉、泥などで詰まると、雨水が適切に排水されず、屋根やバルコニーに水が溜まる原因となります。

また、水が溜まることで建物内部に浸水し、雨漏りを引き起こすリスクが高まります。

防水層が膨らんでいる

防水層の膨らみは、一般的に防水層の下に水分が侵入し、蒸発した水蒸気が膨圧を生じることによって起こります。

この膨らみは、防水層の密着性を損ない、防水性能を低下させます。

欠損部分がある

欠損部分とは、防水層が破れている、欠けている、または完全に失われている部分を指します。

これらの欠損部分は、防水層が本来持つべき機能を果たせなくなり、建物内部への水分浸入を許してしまう可能性があります。

これらの症状が見られた場合は、年数に関わらず防水工事を行った方が良いタイミングと言えます。

場合によっては、すでに雨漏りが発生している可能性もあります。

ひび割れや欠損部分・防水層の膨らみがある場合、いつ雨漏りが発生してもおかしくない状況といえるため、定期的な点検が必要です。

陸屋根の防水工事費用相場と耐用年数

陸屋根の防水工事は、ウレタン防水・FRP防水・シート防水・アスファルト防水などがあります。

表に費用相場や耐用年数についてまとめてみました。

工法名費用(m²あたり)特徴耐用年数(目安)
アスファルト防水5,000円〜8,000円高い耐久性、熱による融着が必要約10〜20年
シート防水4,000円〜7,000円施工が比較的簡単、軽量、補修が容易約10〜15年
ウレタン防水6,000円〜10,000円柔軟性が高く、複雑な形状にも対応可能約10〜15年
FRP防水7,000円〜12,000円耐衝撃性が高く、軽量、耐薬品性に優れる約15〜20年
セメント系防水3,000円〜6,000円耐久性が高く、水圧に強い約10〜20年
塗膜防水5,000円〜8,000円一体化した防水層、柔軟性約5〜10年
浸透性防水材2,000円〜5,000円見た目に影響なし、コンクリートの劣化防止約5〜10年

工事費用の相場や耐用年数は、それぞれの方法によって大きく異なるため、事前に確認しておきましょう。

ウレタン防水

ウレタン防水の耐用年数は、10~12年ほどあります。

費用相場は1平方メートルあたり、6,500~12,000円になる場合がほとんどです。

FRP防水

耐用年数は、ウレタン防水と変わりはありません。

しかし、費用面に関しては1平方メートルあたり6,500~10,000円と、FRP防水の方が若干価格が低いです。

シート防水

シート防水の耐用年数は10~15年ほどです。

1平方メートルあたりの相場費用は、8,000~15,000円ほどです。

アスファルト防水

防水工事の中で最も耐久年数が長いアスファルト防水は、15~25年ほどです。

しかし、その分価格も高く、1㎡あたり11,000~22,000円ほどかかります。

陸屋根における防水工事の種類

陸屋根の防水工事では、一般的な屋根とは異なり足場の設置は不要です。

大掛かりな足場組立が不要ですが、工事の種類は多岐にわたります。

そのため防水工事の種類については、予算や屋根の状態に応じて大きく変わると言えるでしょう。

それぞれの種類について詳しく見ていきましょう。

塗膜防水

塗膜防水には、ウレタン防水とFRP防水の2種類の工法があります。

どちらも防水効果のある液体を塗布していく方法ですが、使用する液体に大きな差があるのが特徴です。

ウレタン防水は、ウレタン樹脂を使って防水工事を行います。

建物の状態を選ばないため、防水工事においては最もポピュラーな方法です。

工事費用も比較的安価で済みますが、乾燥に時間がかかることがデメリットとして挙げられています。

一方でFRP防水とは、ウレタン防水と比べて強度が高く、屋上駐車場にも使われている防水工事のひとつです。

プラスチック製の繊維を敷き詰めた上に樹脂を塗布していくため、強度が高く安定性に優れていますが木造住宅には適していません。

伸縮性が低いため、家屋の揺れには弱いといった特徴を持っています。

シート防水

防水効果のあるシートを屋上に張り付ける工法で、ゴムシートや塩ビシートがよく使われています。

これらのシートを接着剤で貼り付けることで、防水効果を得る方法です。

コストパフォーマンスに優れており、耐久性も高いためマンションの防水工事で取り入れられるケースも多くあります。

ウレタン・FRP防水と異なり施工後の厚さが均一になるのも、シート防水の特徴です。

しかし、シートを貼り着ける施工のため、突風や台風などで剥がれてしまう可能性もあります。

施行者の技術力によって左右されるため、施工会社を新調に選ぶ必要があるでしょう。

アスファルト防水

防水工事の中で最も古い施工方法の1つですが、強度は非常に高く、商業施設やマンションに使用されています。
また、特徴的なのは耐久年数の長さです。

ウレタン・FRP防水、シート防水は、数年~15年前後が一般的な耐久年数です。

一方でアスファルト防水は20年程度と非常に長いため、メンテナンスの頻度も少なく済みます。

しかし、アスファルト自体に重さがあるため、木造住宅や人の出入りが激しい屋上には適しません。

また、新築時に施工される場合が多いため、メンテナンス時にアスファルト防水へ変更するケースは非常に稀です。

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防水工事業者の選び方

陸屋根は、フラットな形状から雨水が溜まりやすく、定期的な防水工事が必要です。

しかし、防水工事はどの会社に頼んでも同じという訳ではありません。

今回は、防水工事を依頼する業者の選び方について見てみましょう。

相見積もりで選ぶ

防水工事だけではなく、すべての工事を依頼する際は相見積もりをとるようにしましょう。

同じ工事内容であっても、施工会社によって価格が異なるため、費用面や施工内容を総合的に見て判断すると安心です。

経験豊富な会社へ依頼する

依頼する施工会社を絞り込んだ後は、企業のホームページを確認しましょう。

これまで行ってきた防水工事の実績を掲載しているケースも多いため、経験豊富な会社を選定できます。

アフターフォローの有無で選ぶ

工事後に不備や不具合があった場合を想定し、保証が充実している会社を選ぶと安心です。

施工内容に自信を持っている会社はアフターフォローも充実しているため、安心してお任せできるでしょう。

まとめ

この記事では、陸屋根の防水工事について解説いたしました。

陸屋根の防水工事を行うにあたり、ポイントになるのは以下のような点です。

  • 陸屋根とはフラットルーフとも呼ばれ、建物の傾斜がない屋根のことを指す
  • 通常の屋根とは異なり雨水が溜まりやすいため雨漏りが起きやすく、防水工事が欠かせない
  • 陸屋根に防水工事を行う理由は木材や鉄部の腐食・シロアリやカビの被害・耐久性の低下を避けるため
  • 木造と鉄筋コンクリートによってタイミングは異なるがいずれも10〜15年を目安に防水工事を行う
  • 劣化症状によっても工事目安が変わるため、定期的にチェックすることが大切
  • 防水工事には塗膜防水・シート防水・アスファルト防水の3つがある
  • 依頼する業者を選ぶ際は相見積もりを行い、経験豊富でアフターフォローを行う会社を選定する

陸屋根の防水工事について、不明点がある場合は専門家へ事前に相談しておくとスムーズです。

工事のタイミングや費用については、予め確認しておきましょう。

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  • 大規模修繕工事
  • 解体工事
  • 防水工事
  • 外壁塗装
  • 屋根工事
  • シーリング工事
  • 長尺シート工事
  • 下地補修工事
  • 足場工事
  • タイル工事
  • 洗浄工事
  • 電気、水道、外溝工事等

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施工価格と見積りには絶対的な自信を持っていますので、他社との相見積りも大歓迎です。

ご予算と現場調査の結果、長期的な視点での資産価値向上をバランスよく考慮し、お客様にとってベストな選択肢をご提案します。

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