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大規模修繕

鉄筋コンクリート造建物のと鉄骨造の違いは?防水工事の内容や費用を解説

鉄筋コンクリート造の建物の陸屋根や屋根の防水工事って?

鉄筋コンクリート造の雨漏りの原因は?

時間と共に環境の影響を受け、小さな亀裂や損傷が生じることがあります。

これらの小さな問題が大きなトラブルへと発展する可能性があるため、建物の寿命を長く保つためには、定期的なケアが必要です。

メンテナンスや点検により、小さな異変を見逃さず早期に対処することで、安全と快適を提供し続けられます。

また、経済的な観点からも、長期的にコストを抑えることが可能になります。

そこで本記事では、鉄筋コンクリート造建物のメンテナンスの重要性について詳しく解説します。

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鉄筋コンクリート(RC造)とは?

鉄筋コンクリート造(RC造)とは、コンクリート内に鉄筋を組み込んで補強した構造のことを指します。

この構造は、コンクリートの圧縮強度と鉄筋の引張強度を活かし、建物に優れた耐久性と安定性を提供します。

RC造は地震や風などの外力に対しても高い耐性を持ち、長期間にわたってその性能を維持することができるため、多くの公共建築物・マンション・ビルなどに採用されています。

一方で鉄骨造(S造)は、鉄骨を主要な構造材料として使用する建築方法です。

S造は鉄筋コンクリート造に比べて軽量でありながら高い強度を持つため、高層ビルや大規模な商業施設などに適しています。

また、鉄筋コンクリート造の建物も鉄骨造の建物も、屋根は全て平らな屋上、陸屋根の構造です。

また、工期が短縮できるという利点もあります。

鉄筋コンクリート造の建物と鉄骨造との違い

RC造とS造の主な違いは、以下の通りです。

項目鉄筋コンクリート造(RC造)鉄骨造(S造)
構造鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造鋼材を主体とした構造
耐震性優れている。重量があり、揺れに強い柔軟性が高く、揺れを吸収しやすい
耐火性高い。コンクリートは耐火性に優れる高いが、防火被覆が必要
耐久性非常に高い高いが、錆びや腐食に注意
重量重い。構造が重いため基礎がしっかりしている必要あり軽い。施工が比較的簡単
施工期間長い。コンクリートの養生期間が必要短い。プレハブ化が可能
コスト高い。材料費および施工費が高め比較的低い。施工の簡便さからコスト削減が可能
設計自由度柱や壁の位置に制約がある高い。大空間を作りやすい
メンテナンス少ない。コンクリートの劣化は比較的遅い定期的な防錆処理が必要
用途高層ビル、マンション、公共施設など工場、倉庫、商業施設、高層ビルなど
防音性高い。コンクリートは音を遮る一般的に低い。追加の防音対策が必要
断熱性高い。コンクリートは断熱性に優れる低い。断熱材が必要
設計の柔軟性柱や壁の位置が固定されやすい設計の自由度が高い
環境への影響高い。コンクリートの製造に多くのエネルギーを使用比較的低い。リサイクルしやすい
施工の技術要件高い。熟練した技術が必要低い。標準化された施工方法が多い

重量と強度

鉄筋コンクリート造は重量が重く、低層から中層の建物に適しています。

一方、鉄骨造は軽量でありながら強度が高いため、高層建築に適しています。

耐震性

鉄筋コンクリート造は重量があるため、建物全体の揺れを抑えやすく、耐震性に優れています。鉄筋造は軽量で柔軟性があり、地震の揺れを吸収しやすい構造です。

耐火性と耐久性

鉄筋コンクリート造はコンクリートの性質上、優れた耐火性と耐久性に優れています。

鉄骨造は鉄骨の耐火性を高めるために、防火塗料や耐火被覆が必要です。

施工の工期

鉄骨造は部材を工場であらかじめ製作し、現場で組み立てるため、鉄筋コンクリート造に比べて工期が短くなります。

柔軟性

鉄骨造は柱や梁の配置を自由に設計できるため、空間の自由度が高く、後からの間取り変更も比較的容易です。

鉄筋コンクリート造は構造上の制約が多く、変更が困難です。

防音性と断熱性

鉄筋コンクリート造はコンクリートの特性により防音性と断熱性に優れています。

鉄骨造一般的に防音性と断熱性は低いため、追加の対策が必要です。

コスト

鉄筋コンクリート造は材料と施工の両方でコストがかかりますが、耐久性とメンテナンスの容易さから、長期的なコストパフォーマンスに優れています。

鉄骨造は初期コストは低いものの、メンテナンスには注意が必要です。

鉄筋コンクリート造建物における防水工事の種類

鉄筋コンクリート造の建物における防水工事は、建物の耐久性を保ちながら、快適な居住空間を維持するために非常に重要です。

防水工事には様々な種類があり、それぞれ特定の用途や条件に適しています。

以下では、主な防水工事の種類とその特徴を紹介します。

シート防水

シート防水は、防水シートを屋根やバルコニー、浴室などに敷く方法です。

PVCやEPDMなどの合成ゴム製のシートが一般的で、接着剤や熱で溶着して施工します。

シート防水は、高い防水性と施工のしやすさから、多くの建物で採用されています。

ウレタン防水

ウレタン樹脂を液状で塗布し、硬化させることで防水層を形成する方法です。

屋上やバルコニー、トイレなどに適しており、施工が容易で、細かい部分にも密着しやすいのが特徴です。

また、断熱効果も期待できます。

アスファルト防水

アスファルトを主成分とした防水材を塗布する方法で、屋上や駐車場などに適しています。

耐久性が高く、コストパフォーマンスに優れているため、広範囲の防水に適しています。

これらの防水工事は、それぞれにメリットとデメリットがあり、建物の状況・予算・使用する材料によって選択されます。

適切な防水工事を行うことで、建物は長期にわたってその機能を維持し、住む人に安心と快適を提供し続けることができます。

防水工事は単に水漏れを防ぐだけでなく、建物の価値を高めながら美しい外観を保つためにも重要です。

建物の寿命を延ばし、持続可能な環境を築くためにも、適切な防水工事の選択と施工が求められます。

鉄筋コンクリート造建物における防水工事の費用目安

鉄筋コンクリート造の建物の防水工事にかかる費用の目安をまとめました。

工法名費用(m²あたり)主な用途耐用年数(目安)
アスファルト防水5,000円〜8,000円屋上、バルコニー約10〜20年
シート防水4,000円〜7,000円屋上、バルコニー、外壁約10〜15年
ウレタン防水6,000円〜10,000円屋上、バルコニー、プール約10〜15年
FRP防水7,000円〜12,000円屋上、バルコニー、浴室約15〜20年
セメント系防水3,000円〜6,000円地下室、外壁、トンネル約10〜20年
塗膜防水5,000円〜8,000円屋上、バルコニー、外壁約5〜10年
浸透性防水材2,000円〜5,000円コンクリート表面全般約5〜10年

あくまで目安となりますので参考にご覧ください。

鉄筋コンクリート造建物で発生する雨漏りの原因とは

鉄筋コンクリート造の建物で発生する雨漏りは、多くの原因によって引き起こされます。

その中でも特に一般的なのは、建物の経年劣化です。

時間が経過するにつれて、建物の外壁や屋根にひび割れや隙間が生じ、そこから水が侵入することがあります。

侵入した水は鉄筋や鉄骨に触れると劣化を進行させてしまうため、建物の耐久性を落とす原因です。

また防水層の不適切な施工や排水設備の設計ミスなど、さまざまな状況によって引き起こされる可能性があります。

屋上の陸屋根の防水工事が十分にメンテナンスできていなければ、雨漏りのリスクが高まります。

さらに、自然災害による損傷も雨漏りの一因です。

台風や地震などで建物が損傷を受けると、防水性の低下によって雨水が侵入しやすくなります。

定期的な点検やメンテナンスで早期発見できる場合があるため、大きなトラブルを未然に防いで行くことが大切です。

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鉄筋コンクリート造建物はメンテナンスや点検は必要?

鉄筋コンクリート造の建物は、その堅牢さと耐久性で知られていますが、定期的なメンテナンスや点検は必要不可欠です。

なぜなら、時間と共にどんなに強固な建物も環境の影響を受け、小さな亀裂や損傷が生じるからです。

これらの小さな問題が、やがて大きなトラブルへと発展する可能性があります。

そのため、建物の寿命を長く保つためには、定期的なケアが必要です。

メンテナンスや点検により、小さな異変を見逃さず早期に対処することで、長い年数を安全と快適を提供し続けられます。

また、メンテナンスは経済的な観点からも重要です。

定期的な点検によって大規模な修繕が必要になる前に、小さな修正を行うことができます。

これにより、長期的に見てコストを抑えることが可能になります。

さらに、メンテナンスは環境への配慮とも密接に関わっています。

建物の寿命を延ばすことで、新たな建材の必要性を減らし、廃棄物の発生を抑制します。

これは、持続可能な社会を築くうえで小さな一歩ともいえるでしょう。

鉄筋コンクリート造建物で雨漏りが発生する箇所

鉄筋コンクリート造の建物では、様々な箇所で雨漏りが発生する可能性があります。

雨漏りは建物の構造的な問題だけでなく、居住者の快適性や健康にも影響を及ぼすため、早期の発見と対策が重要です。

以下に、RC造建物で雨漏りが発生しやすい箇所とその原因を詳しく解説します。

陸屋根

RC造建物の屋根は直接雨にさらされるため、雨漏りが最も起こりやすい箇所の一つです。

屋根の防水層の劣化や屋根材が破損することで、雨水が内部に侵入します。

また屋根の排水設備が不適切であると、雨水が溜まりやすくなり漏水の原因となります。

外壁

外壁にひび割れが生じてシーリング材が劣化することで、雨水が建物内部に浸透することがあります。

特に窓周りやバルコニーとの接合部は、雨漏りが発生しやすい箇所です。

窓・サッシ

窓やサッシの隙間など、雨水が侵入することがあります。

これは窓の設置が不適切であったり、サッシの防水性が低下していることが原因です。

バルコニー・テラス

バルコニーやテラスは、防水処理が不十分であると雨漏りのリスクが高まります。

排水口の詰まりや、防水層の破損も漏水の原因となり得ます。

接合部・継ぎ目

建物の構造上の接合部や継ぎ目は、防水処理が複雑になるため、雨漏りが発生しやすい箇所です。

例えば、屋根と壁の接合部や、異なる建材が接触する部分などが該当します。

配管・設備の貫通部

配管やエアコンの室外機など、建物の外壁を貫通する設備の周辺は、防水処理が不十分であると雨漏りの原因となります。

鉄筋コンクリート造建物で雨漏りが発生する主な原因

これらの箇所で雨漏りが発生する主な原因には、以下のようなものがあります。

  • 経年劣化…建物の防水層やシーリング材が経年劣化により性能を失う。
  • 施工不良…建築時の施工が不適切であった場合、防水処理が十分でないことが原因で雨漏りが発生する。
  • 自然災害…台風や地震などの自然災害によって、建物が損傷し、防水性が低下する。
  • メンテナンス不足…定期的なメンテナンスが行われていないことで、小さな問題が大きな雨漏りに発展する。

まとめ

  • 鉄筋コンクリート造と鉄骨造の主な違いは、重量と強度・耐火性・工期・柔軟性・コストなどがある。
  • 鉄筋コンクリート造建物での雨漏りは、経年劣化・施工不良・自然災害などが主な原因にあたる。
  • 防水工事の種類にはシート防水・ウレタン防水・アスファルト防水などがあり、建物の用途や条件に応じて選択される。
  • 屋根、外壁、窓・サッシ・バルコニー・テラス・接合部・継ぎ目・配管・設備の貫通部などで雨漏りが発生する可能性がある。
  • 鉄筋コンクリート造建物で雨漏りが発生する主な原因は、経年劣化・施工不良・自然災害・メンテナンス不足。
  • 定期的な点検と早期の修繕が雨漏り対策の重要性を示唆している。
  • 適切な対策と注意を行うことで、建物の寿命と居住者の生活の質を向上させられる。

定期的な点検と早期の修繕によって建物の寿命を延ばし、居住者の安全を確保するために防水工事は不可欠です。

適切な対策と注意を行い、建物の品質と快適さを向上させましょう。

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