筋トレをすることで顔つきは変わるの？と疑問に思う方は多いと思います。
結論から言うと、筋トレをすることで顔つきは大きく変えることができます。
顔つきはその人の印象を決める大きな要素のひとつです。
顔つきの印象が良ければ周りから好印象を持たれ、人間関係はどんどん向上していくでしょう。
筋トレを通じて顔つきを変えることができれば、身体が健康的になるだけでなく、人間関係にもいい影響を及ぼすことができるのです。
この記事では筋トレで顔つきを変えることができる理由と、筋トレで顔つきを変えるメリットについて紹介します。
また表情筋を使うのに効果的なトレーニングやそのデメリットについても解説しています。
自分の顔つきに自信がない、顔つきを変えるための方法を知りたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
筋トレで顔つきが変わる理由
ここからは筋トレで顔つきが変わる理由について、わかりやすく解説します。
顔回りの脂肪が落ちて輪郭がシュッとするから
筋トレをすることで顔まわりの脂肪が落ち、輪郭がシュッとして見えるようになります。
筋トレをすると身体の筋肉量が増え、それに伴って基礎代謝も上がります。
基礎代謝が上がることで痩せやすい体になり、次第に顔周りの脂肪が落ちていくのです。
そのため顔周りのトレーニングをしていなかったとしても、継続的に筋トレをすることで顔周りの脂肪も減っていきます。
顔周りの脂肪が減っていくと、顔の輪郭は劇的に変わっていきます。
なぜなら脂肪細胞は重力に負けて垂れ下がってしまうのに対して、筋肉は繊維状になっているため、重力に負けず引き締まっているからです。
顔周りの脂肪が減ることで顔の輪郭が引き締まり、顔つきの印象も変わるでしょう。
筋トレをすることで表情筋が活発に動くから
しっかり負荷をかけた筋トレをしていると、歯を食いしばったり、顔を歪めたりすることが多くあります。
その際に普段はあまり使わない表情筋を活発に動かすことになり、結果として表情筋がほぐれたり衰えを予防したりできるのです。
例えばテレワークや在宅勤務などで日中あまり人と会わず、表情筋を使う機会がない方であっても、筋トレを習慣的に行うことで表情筋を活発に動かすことができます。
そうすることで、たまに人と会った時でも表情筋が自然に動くようになり、感情が表に出やすい顔つきに変わるでしょう。
血行が良くなって顔色が健康的になるから
筋トレをすると全身の筋肉がほぐれ、血行が良くなります。
血行が良くなると今まで顔色が悪かった人でも血色が良くなり、健康的な顔つきに変化するのです。
特に普段運動をほとんどせずにデスクワーク中心でお仕事をされている方は、全身の筋肉が凝り固まり血行が悪くなることが多いです。
血行が悪くなると、全体的に血色感のない顔色になってしまいます。
継続的に筋トレをすることで、全身の筋肉がほぐれて血行が良くなり、血色感のある健康的な顔つきに変化していきますよ。
男性ホルモンであるテストステロンの分泌が促されるから
筋トレをすることで男性ホルモンであるテストステロンの分泌が大きく促されます。
テストステロンは性機能や筋肉量に影響を及ぼす男性ホルモンとして知られていますが、実は自信や活力などのメンタル面にも良い影響を及ぼすことが分かっているのです。
その効果によって、普段の自信や活力、やる気といったポジティブな印象が顔つきに現れるようになります。
テストステロンは継続的に筋トレを行うことで、常に分泌が促される状態を作ることができます。
普段浮かない顔をしていたり仏頂面になってしまいがちな方は、筋トレを自分の習慣に取り入れて、自信ややる気のある顔つきを手に入れてみてはいかがでしょうか。
筋トレを継続することで自信を持てるようになるから
筋トレをやり続けることで自信を持てるようになり、活き活きとして顔つきになります。
筋トレは高い負荷をかけ、それを何度も何度も繰り返す非常に困難な行為です。
そんなトレーニングを長い間続けていくと、「自分を高めるための行動を継続できている」という自信に繋がっていきます。
大人になると何かを成し遂げたり、大きな成功体験を得るということが難しくなります。
ですが筋トレを継続していれば、小さな成功体験を毎日のように積み重ねることができ、自然と自信を持てるようになるのです。
顔つきが変わることで得られるメリット
ここからは、顔つきが変わることで得られるメリットについて解説します。
第一印象がよくなり、人間関係が良好になる
筋トレをして顔つきが変わると、周りからの第一印象がよくなり、人間関係が良好になります。
人は見た目でその人の第一印象を決める傾向があります。
そのためその人の顔つきによって、その人がどんな人なのかを無意識に判断しているのです。
もし自信がなさそうで不健康な顔つきだったら、あまりいい印象は得られませんよね。
筋トレを継続的に行っていれば、テストステロンの分泌によって自然と自分に自信が持てるようになりますし、全身の血行が改善されることで顔色も健康的になります。
やる気に満ちていて健康的な顔つきなら、どんな人からも好印象を持たれるでしょう。
健康的で清潔感のある顔つきになり、女性からの好感度が上がる
筋トレをして顔つきが変わると、女性からの好感度も上がります。
女性は健康的で清潔感のある男らしい男性を好みます。
それは恋愛対象としてだけでなく、仕事仲間や友人だったとしても同じです。
いつも顔色が悪くて清潔感のない顔つきだと、女性から良い印象は得られません。
筋トレをして健康的で清潔感のある顔つきになれば、女性からの好感度を確実に上げることができるのです。
自信のある顔つきになって説得力が増し、仕事がうまくいく
筋トレをして自信のある顔つきになれば、仕事もうまくいきます。
仕事をしていると商談やプレゼンの際に、人前で話して誰かを説得しなければならないときがあると思います。
そのときに自分の顔つきが自信に満ち溢れた顔つきであれば、説得力はとても強くなるでしょう。
もし仕事でなかなか相手を説得できなかったり自分に自信が持てない場合は、筋トレをして顔つきから変えてみてはいかがでしょう。
表情筋トレーニングで顔つきは変わる？
まずひとつ注意しておいていただきたいのは、表情筋はトレーニングによって力強くしたり肥大させたりすることが難しい筋肉だということです。
通常、筋トレで強くしたり大きくしたりする筋肉は、骨格筋と呼ばれる筋肉です。
骨格筋は骨の周りについている筋肉のことで、強い力を発揮するために存在しています。
大胸筋を鍛えればより重いものを押すことができますし、足の筋肉を鍛えればより速く走ることができるようになるでしょう。
しかし表情筋は骨格筋ではありません。
そのため表情筋トレーニングをしたからといって、顔が劇的に引き締まったり張りが出るということはほとんどないです。
ただ、表情筋トレーニングが全くの無意味ということはありません。
表情筋は使わないでいると衰えていきますが、表情筋トレーニングをすることで普段使わない表情筋をほぐしたり、衰えを予防することができます。
表情筋を鍛えることで顔全体が引き締まるのではないかと考えている方も多いと思いますが、必ずしもそうではないということを知っておきましょう。
表情筋トレーニングはあくまで表情筋の衰えを予防したりほぐしたりするためのものなのです。
表情筋が衰えるとどうなる？
表情筋が衰えると、自分の感情が表情として表れづらくなったり、笑顔がぎこちないものになったりします。
そうなってしまうと、どうしても人からの印象は良くないものになってしまうのです。
特に最近ではテレワークや在宅勤務などが増えたことで、人と直接会ってコミュニケーションを取る機会が少なくなっています。
現代の生活習慣の中には表情筋を衰えさせる要因がたくさんあります。
例えばテレワークや在宅勤務の多い方は、表情筋トレーニングを取り入れることで大きなメリットを得られますよ。
表情筋を鍛えるのにおすすめのトレーニング
普段表情筋をあまり動かさない方は、意識的に表情筋を動かして衰えを防いだり筋肉を柔軟にする必要があります。
ここからは表情筋を鍛えるのにおすすめのトレーニングについて解説します。
あいうえお体操
- 「あ」の形に口を開け、同時に目を大きく見開く
- 「い」の形に口を開き、口を幅広く広げるように引っ張る
- 「う」の形に口をすぼめ、目元も一緒に顔の中心へ寄せる
- 「え」の形に口を開き、口角を高く上げる
- 「お」の形に口を開け、眉毛を上げて顔全体を上下に伸ばす
「あいうえお体操」をすることで、顔全体の表情筋を満遍なく動かすことができます。
普段表情筋をあまり動かす機会がないという方は、ぜひ普段の生活の中に「あいうえお体操」を取り入れてみてください。
顔全体の表情筋を満遍なく動かすことで、表情ひとつひとつが自然と豊かになります。
また口周りの筋肉を重点的に動かすことができるので、普段口をあまり大きく開けずに小さな声で話す癖のある方にはとても効果的です。
人と話す時は、顔の筋肉を大きく動かすことで表情がより相手に伝わりやすくなったり、自分の伝えたいことを相手にはっきりと伝えられたりするようになります。
簡単にできるトレーニングなので、ちょっとした隙間時間に取り入れてみてはいかがでしょうか。
V字口角上げトレーニング
- あごの力を抜いてリラックスします
- 口角を大きく上て5秒キープ。
このとき鏡を見ながら左右のバランスを確認しましょう - 力を抜いて5秒キープ。
- 上記を繰り返す。
口角を大きく上げて笑うことで表情がより相手に伝わりやすくなり、相手にとっても「この人は喜んでいるんだな」「楽しんでいるんだな」ということがはっきりと伝わります。
そうすることで、その人との関係がより良くなるのです。
また人はただ口角を上げているだけで、幸せホルモンのひとつであるセロトニンの分泌がより活発になります。
実際に楽しい気持ちになることも大切ですが、口角上げトレーニングをするだけでも効果的です。
習慣化することで、セロトニンの分泌を日常的に促すことができるでしょう。
笑顔は話し相手に対して良い印象を与えたり、自分のメンタルをより良くしたりするのにとても重要な役割を果たします。
自分の笑顔に自信がない、思いきり笑うことに抵抗があるという方は、この口角上げトレーニングを日々の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
表情筋トレーニングのデメリット｜しすぎるとシワができることも
表情筋トレーニングは顔つきを改善させるために効果的なものですが、やりすぎるとかえってシワが深く刻まれてしまうこともあります。
表情筋トレーニングでは、普段よりも大げさに表情筋を動かします。
そのため、眉間のシワやほうれい線がより深くできてしまうのです。
たまにやるだけなら問題ないですが、毎日何度も行っていると次第にシワが深くなっていく恐れがあるので注意しましょう。
あまり人と話さなかった日にやるだけでも十分効果がありますので、やりすぎに注意しながら適度にトレーニングすることが大切です。
筋トレをして顔つきが変われば、好印象を得られます！
筋トレをして顔つきが変わると、周りからの印象が良くなります。
相手に良い印象を持ってもらえば、人間関係が改善されたり仕事でも成果が出やすくなったりするでしょう。
筋トレは自分を健康にするだけでなく、見た目が変わることで人間関係にも大きく影響を及ぼします。
見た目の印象を良くしたい、人間関係をより良いものにしたいと考えている方は、ぜひ筋トレで顔つきを変えてみてはいかがでしょうか。
