「AGAとは?」「AGAはただの薄毛と違う?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
AGAとは成人男性が発症する脱毛症であり、AGA治療を行わなければ改善はできません。
通常の薄毛とは異なり、進行性の脱毛症で放置すると徐々に薄毛が進行していくため、早期の対策が大切です。
そこで本記事では、AGAの特徴や原因、治療法などを詳しく解説いたします。
薄毛でお悩みの方は、自分がAGAに当てはまるかどうか、ぜひチェックしてみてください。
編集部
「さっそくAGAの診断をしたい」という方は、以下のAGA専門クリニックがおすすめです。
クリニック名 | 料金 | おすすめポイント | 実績数 | 治療薬 |
---|---|---|---|---|
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目次
AGAとは進行性の男性型脱毛症のこと
AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略で、成人男性が発症する進行性の「男性型脱毛症」のことです。
額の生え際や頭頂部を中心に、抜け毛の増加や薄毛の進行といった症状が見られます。
日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では、日本人男性の3人に1人はAGAを発症していると推計。
年齢とともに発症率が高くなり、イースト駅前クリニックでは40代を中心に幅広い年代の方が治療を受けています。
AGAの原因は、遺伝や男性ホルモンバランスの乱れだと考えられています。
AGAは放置すると進行してしまう可能性があるため、早期治療に取り掛かることが重要です。
AGAの進行パターン
AGAには以下3種類の進行パターンがあります。
- 頭頂部のつむじから進行するO字タイプ
- 額の生え際から進行するM字タイプ
- 前頭部から全体的に後退していくU(A)字タイプ
日本人の場合は、頭頂部がO字のように脱毛するVertex型が多い傾向です。
さらに、AGAの進行度はI型~Ⅶ型の7段階に分けられており、どの進行パターンでも最終的には側頭部と後頭部の髪の毛だけが残る形になります。
このようにAGAの重症化を防ぐためにも、I型~Ⅱ型の状態から治療に取り組むことが大切です。
AGAの進行による毛髪量の変化
AGAは、ゆっくりと数年かけて毛髪量が減少していくことが特徴です。
しかし、急速に進むことがないからこそ、AGAの症状になかなか気付かない方も数多くいらっしゃいます。
AGAは対処をしないと、着実に進行してしまいます。
一度抜けてしまった髪の毛を生やすのは困難で時間とお金もかかるので、抜け毛や薄毛などの症状に気付いたら、すぐに治療やケアに取り掛かるようにしましょう。
AGAの原因と発症のメカニズム
AGAを発症してしまう最大の原因は、男性ホルモンの影響にあります。
通常であれば、髪の毛は2~6年のヘアサイクルを繰り返して生え変わっていきます。
しかし、悪玉男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生成量が多い場合、ヘアサイクルが100日前後と極端に短縮。
髪の毛は成長しきらずに薄毛となる上に、極端に短いヘアサイクルによって毛母細胞が早期に寿命を迎え、髪の毛が生えなくなってしまいます。
AGA発症のメカニズムをまとめると、以下の通りです。
- 男性ホルモン「テストステロン」と還元酵素「5αリアクターゼ」が結合
- 悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」を生成
- 髪の毛の根源「毛乳頭細胞」にある受容体とDHTが結合
- 脱毛因子「TGF-β」を生成
- 毛髪の成長前に退行期へ移行し、薄毛が進行
AGAの原因であるDHTが増えてしまう要因には、以下の要素が考えられています。
- 遺伝(5αリアクターゼの量が多い)
- ストレス
- 生活習慣の乱れ(偏った食事、睡眠・運動不足など)
- 過度な飲酒
- 喫煙
遺伝の影響がもっとも大きいとされていますが、食生活やストレスなどの改善も重要です。
AGAの治療法は主に3つ
AGAの代表的な治療方法は、以下の3つです。
- 内服薬と外用薬による投薬治療
- 自毛植毛
- 注入薬による治療
それぞれ治療法の詳細や価格について、解説します。
内服薬と外用薬による投薬治療
内服薬と外用薬による投薬治療は、もっとも一般的なAGAの治療方法となります。
代表的なAGA治療薬と価格は以下の通りです。
AGA治療薬 | 種類 | 費用相場 | 効果 |
---|---|---|---|
プロペシア (フィナステリド) | 内服薬 | 3,000~8,000円 / 月 | ・DHTの生成抑制 (薄毛・抜け毛予防) |
ザガーロ (デュタステリド) | 内服薬 | 7,000~14,000円 / 月 | ・DHTの生成抑制 (薄毛・抜け毛予防) |
ミノキシジル | 内服薬・外用薬 | 5,000~20,000円 / 月 | ・発毛因子の生成 (発毛・育毛促進) |
プロペシア・ザガーロにはDHTの抑制効果があり、早期の薄毛・抜け毛の予防によく用いられます。
さらに発毛を促したい場合はミノキシジルを加えるなど、AGAの進行度に合わせて、複数の治療薬を組み合わせるのが一般的です。
AGA治療薬は基本的にクリニックから処方してもらいますが、個人輸入で安く購入もできます。
しかし、個人輸入品は偽薬の可能性や重篤な副作用を引き起こす可能性があり、かなり危険性が高いのでおすすめできません。
自毛植毛
自毛植毛とは、側頭部や後頭部などAGAの影響を受けにくい箇所の毛髪を組織ごと薄毛部分に移植する治療法です。
費用相場は1回250,000~3,000,000円で、移植部分が広範囲であるほど料金は高くなります。
投薬治療と比較すると高い治療法ですが、以下3つのメリットがあります。
- 拒絶反応や副作用、感染症のリスクがほどんどない
- 通常の毛髪のように伸びて生え変わり続ける
- 通院やメンテナンスが不要
自毛植毛は、日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)でも勧められており、安全性も高い治療法です。
一方、組織の採取方法によっては傷跡が残る可能性がある点や、髪が伸びるまで半年~1年程度の時間を要するなどのデメリットもあります。
注入薬による治療
AGAは、頭皮に直接薬剤を注入して治療を進めることもできます。
価格は1回あたり30,000~200,000円で、注入方法や成分によって価格は変動します。
注入薬に用いられる主な成分は、以下の通りです。
- 栄養素(ビタミン、ミネラル、亜鉛、銅ペプチドなど)
- 内服薬の成分(フィナステリド、ミノキシジルなど)
- 成長因子(IGF、KGF、VEGFなど)
投薬治療と並行して行うことで、より効率良くAGA治療を進められます。
ただし、髪の毛の元である「毛包」が失われている場合、注入薬の効果は期待できないので注意が必要です。
AGA治療の流れ
AGA治療にはクリニックに来院する方法とオンラインで診療する方法があります。
AGA治療に関して 知識が薄い方 | 来院しての治療がおすすめ |
AGA治療に関して 理解している方 | オンライン診療での治療がおすすめ |
AGAクリニックの予約から診察までの流れについて解説していきます。
クリニックによって来院・オンラインと分かれていますが、基本的には同じような手順になります。
以下の流れを押さえてスムーズに診察してもらいましょう。
クリニックに来院して治療する場合の流れ
クリニックに来院して治療する流れは以下の通りです。
- カウンセリングを予約する
- 来院し受付・問診票を記入する
- 専門の医師による問診・カウンセリングを受ける
- 治療をおこなう
薄毛が気になる箇所などを記入した問診票をもとに、薄毛や頭皮の状態を医師が直接確認します。
カウンセリングの際に治療内容や薬の種類、費用に関する詳しい説明が受けられるため、AGA治療に関する知識が薄い人も安心して治療を始められます。
オンライン診療で治療する場合の流れ
オンライン診療で治療する場合は以下の流れになります。
- カウンセリングを予約する
- ビデオ通話で診察を受ける
- 治療費を支払う
- 薬が配送される
- 治療をスタートする
オンライン診療を受ける場合、ビデオ通話を使って頭皮や薄毛の状態を確認します。
予約時間にクリニックから着信が入るため、通信環境が整ったところで待機しておきましょう。
診察後、治療費の支払いが確認できたら薬が配送されます。
AGAは早めの治療が肝心!
AGAはなるべく早めに治療に取り掛かりましょう。
- 生え変わり(ヘアサイクル)の回数には限度がある
- 治療費を安く済ませられる
- 薄毛が目立つ前に対処できる
「AGAの原因と発症のメカニズム」で解説した通り、AGAを発症すると通常2~6年程度のヘアサイクルが100日程度まで短縮。
生涯のヘアサイクル回数は15~20回程度と決まっているため、早めに治療をしないと毛母細胞が死滅して髪の毛が生えなくなってしまいます。
また、軽症の段階で治療をすれば、服用する薬も少なくて済むので、治療費を安く抑えることも可能。
他人から薄毛を指摘される前に取り組んでおけば、余計な不安やストレスを抱えずに済むメリットもあります。
AGAに関するよくある質問
AGAに関するよくある質問5つを以下にまとめました。
- 薄毛とAGAの違いは?
- AGA(薄毛)は自力で治せる?
- 女性もAGAを発症する?
- 10代・20代でもAGAを発症する?
- AGAは発症したら終わり?
若い世代や女性の方も参考になる内容となっているので、ぜひチェックしてみてください。
薄毛とAGAの違いは?
薄毛は、加齢やストレス、栄養不足などが原因で、特定の部位に限らず全体的に進行していく傾向があります。
AGAは、遺伝や男性ホルモンの異常が原因で、頭頂部や額の生え際など特定の箇所から進行していくのが特徴です。
AGAの可能性が高い症状3点を以下にまとめたので、当てはまるかチェックしてみてください。
- 抜け毛がいつもより多い(通常は50~100本程度)
- 髪の毛にハリ・コシがない
- 頭頂部や生え際など、一部分から薄毛が進行している
AGAは早期治療が重要なので、少しでも異変を感じたらクリニックに受診することをおすすめします。
AGA(薄毛)は自力で治せる?
AGAを自力で治すことはほぼ不可能です。
基本的には完治も難しい症状であり、投薬治療などを継続して行わなければなりません。
一方、以下が原因の薄毛であれば、自力で治せる可能性があります。
- 皮膚疾患(相性の悪いヘアケア製品などを使用)
- 薬剤の影響(治療薬の副作用)
- 甲状腺の機能低下
- ビタミンAの過剰摂取
- バランスの悪い食事
- 過度なストレス
ヘアケア製品は、乾燥肌や脂性肌といった肌の種類や、アレルギーの有無によって、皮膚疾患を引き起こす可能性があります。
また、治療に使用している薬や甲状腺などの病気、生活習慣の乱れによって、薄毛が引き起こされていることも。
女性もAGAを発症する?
女性も「FAGA」「FPHL」と呼ばれるAGAに似た脱毛症を発症する可能性があります。
AGAは頭頂部や頭頂部などの一部分が薄毛になっていくのに対し、FAGAは頭部全体が薄くなっていくのが特徴です。
40~50代頃からの発症が多いですが、20代頃から発症する可能性もあります。
AGAと同様に発症にはホルモンが関係していると言われていますが、現状はっきりとした原因は分かっていません。
編集部
AGA専門クリニックの中には、FAGA(FPHL)の治療も行っているところもあります。
10代・20代でもAGAを発症する?
10代・20代でもAGAを発症する可能性はあります。
日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)によると、AGA発症者の中で20代は約10%と推計。
10代のデータは示されていませんが、Dクリニックでは10代の治療実績が紹介されています。
10代・20代でもAGAを発症する可能性はありますが、重症化には至っていないケースが多いです。
早めに治療に取り組めば治療費も抑えられるので、若くても積極的に治療することをおすすめします。
AGAは発症したら終わり?
AGAは完治しない症状ですが、決して発症したら「終わり」ではありません。
早めに適切な治療を行うことによって、元のボリュームやツヤ・コシのある髪の毛に戻すこともできます。
基本的に継続して治療が必要ですが、頭皮状態を見ながら減薬などの選択も可能です。
まとめ
AGAの押さえておくべき特徴は、以下の通りです。
- AGAの主な原因は遺伝や男性ホルモンの異常
- 年齢とともに発症リスクは上がるが、10代でも発症する可能性がある
- AGAは頭頂部や額の生え際など、部分的に薄毛が進行する
- 早期治療によって重症化や治療費を抑えられる
- 自力で治すことはできない
AGAは日本人男性の3人は1人はかかるもので、珍しい病気ではありません。
AGA専門クリニックの数も増えてきており、治療に取り組み方も増えてきています。
本記事を読んで「AGAかもしれない」と思ったら、ぜひクリニックを受診してみてください。